このようなお悩みはありませんか?
その歯、
まだ残せる可能性があります。
※ 残せるかどうかは症状だけでは判断できません。歯根の状態、感染範囲、破折の有無、残っている歯質などの診査・診断が必要です。
根管治療で一番重要なのは、最初の治療です
初回治療
- 感染が根管全体に広がる前に対応しやすい
- 健全な歯質が多く残っている
- その後の土台・被せ物の設計もしやすい
再治療
- すでに詰めた材料を除去する工程が加わる
- 処置のたびに歯質が失われやすい
- 感染が複雑化し、難易度が上がることがある
一度感染が広がったり、再治療を繰り返したりするほど、歯を残すための条件は厳しくなっていきます。だからこそ当院は、最初の根管治療をていねいに行うことを重視しています。
治療成績(成功率)について
根管治療の治療成績は、初回治療か再治療か、根の先の病変の有無、術前の状態、評価期間、成功の定義などによって大きく異なります。当院では、根拠となる研究(原著論文)と条件を確認したうえで数値を掲載します。
根管治療を受けても、
根の先に病変が残っている歯は少なくありません
一度根管治療を受けた歯でも、根の先(根尖)に病変(炎症や膿の袋)が残っていることがあります。外から見えず、痛みがないまま経過することもあります。
では、なぜ病変が残ってしまうのでしょうか。鍵になるのは「感染」「再感染」「被せ物」「診断」です。次の項目で見ていきます。
なぜ、治らないことがあるのか?
根管治療がうまくいかない背景には、主に次のような要因があります。
① 感染が残っている
根管の複雑な形態のため、細菌や感染組織を取りきれずに残ってしまうことがあります。
② 根管を見逃した
細く枝分かれした根管や、見つけにくい根管が処置されずに残ることがあります。
③ 細菌が再侵入した
治療中の唾液や、治療後のすき間から、再び細菌が入り込むことがあります。
④ 被せ物から漏れる
土台や被せ物の適合・封鎖が不十分だと、そこから感染が進むことがあります。
⑤ 歯根が破折している
歯の根にひびや割れがあると、感染をコントロールしにくく、保存が難しい場合があります。
だから、「削って詰める」だけでは
歯を守りきれないことがあります。
当院の精密根管治療
大切なのは機器そのものではなく、「何のために使うか」です。当院は次の目的のために、これらを用います。
CT
見えない根の形と病変を把握するため
通常のレントゲンだけでは分かりにくい根の形や、根の先の病変を三次元的に確認します。
MICROSCOPE
根管内部を拡大して確認するため
肉眼では見えにくい根管や感染源を、拡大視野で確認しながら処置します。
RUBBER DAM
細菌の再侵入を抑えるため
ラバーダム防湿で治療する歯を唾液から隔離し、治療中の感染リスクを抑えます。
NiTi FILE
曲がった根管に対応するため
細く湾曲した根管に追従しやすいニッケルチタン製の器具を使用します。
MTA
封鎖性を高めるため
症例に応じて、封鎖性に配慮した材料(MTA等)の使用を検討します。
MAGNIFICATION
精度の高い処置のため
拡大視野のもとで、見落としを減らし、必要な部分に的確にアプローチします。
構造設計型歯科だから
できること
根管治療を「点」で終わらせず、その歯を口腔全体の中で残すための「設計」として組み立てます。
つまり、根の治療ではなく
「歯を残す設計」をしています。
通常の根管治療で
改善しない場合には
根管の中からのアプローチ(通常の根管治療)だけでは改善が難しい場合に、外科的な方法を検討することがあります。歯を残すための「最後の保存手段」として位置づけています。
歯根端切除術
根の先の病変とともに、根の先端を外科的に取り除く方法です。
逆根管充填
根の先を封鎖し、再感染しにくい状態を目指す処置です。
MTA の使用
封鎖性に配慮した材料を用いることがあります。
※ 外科的歯内療法が適応となるかは、診査・診断のうえで判断します。すべての歯に適用できるわけではありません。
症例紹介
実際の症例を、術前・術後・経過とともにご紹介します。
術前/術後/経過
画像を挿入
症例①:初回治療
初回の根管治療から被せ物までを行った症例。
術前/術後/経過
画像を挿入
症例②:再治療
過去の根管治療をやり直した症例。
術前/術後/経過
画像を挿入
症例③:歯根端切除
外科的歯内療法で保存を図った症例。
歯を残すための
治療後サポート制度
当院では、治療方法に応じて、治療後に装着する補綴物の治療サポート期間を設定しています。
通常の自費補綴
(根管治療を含まない補綴のみ)
2年間
補綴物に対する治療サポート期間
精密根管治療から補綴まで
一貫して行った場合
5年間
補綴物に対する治療サポート期間
なぜ5年間なのか?
根管治療から土台・被せ物・噛み合わせまでを当院が一貫して設計・管理することで、それぞれの工程のつながりを踏まえた対応がしやすくなるためです。
これは歯の保存や治療結果を保証するものではありません。定期的なメンテナンス、清掃状態、噛み合わせ、生活習慣、外傷などにより、サポートの対象外となる場合があります。詳しい条件は治療前にご説明します。
料金
| 精密根管治療(前歯) | 7万円 |
|---|---|
| 精密根管治療(小臼歯) | 10万円 |
| 精密根管治療(大臼歯) | 15万円 |
| 歯根端切除術(外科的歯内療法) | +10万円 |
| 支台築造(土台) | 別途 |
| 補綴(被せ物) | 別途(要確認) |
| 診断料 | 要確認 |
| 税込/税別 | 要確認 |
実際の総額は「精密根管治療+支台築造+補綴」の組み合わせで決まります。歯の部位や状態によって異なるため、診断のうえで総額の目安をご提示します。
※ 上記はいずれも自由診療です。
※ 支台築造・補綴(被せ物)の料金、診断料、税込/税別の別、分割払いの可否については、正式な院内料金表に基づいて確定・掲載します。現時点で確認中の項目は「要確認」と表示しています。
よくある質問
治療中は痛いですか?
麻酔を行ったうえで処置します。感じ方には個人差がありますので、痛みが心配な場合は事前にご相談ください。
治療は何回くらいかかりますか?
歯の状態や根の形、感染の程度によって異なります。診断のうえで見通しをお伝えしますが、経過により変わることがあります。
保険の根管治療とは何が違いますか?
治療にかけられる時間、拡大視野やラバーダムなどの環境、使用できる器具・材料の選択の幅などに違いがあります。どちらが良い・悪いというものではなく、ご希望を踏まえて選択します。
成功率はどのくらいですか?
初回治療か再治療か、根の先の病変の有無などによって成績は異なります。当院では、根拠となる研究の条件を確認したうえで情報をご説明します。単純な数値だけでの判断は控えています。
他院で抜歯と言われた歯も診てもらえますか?
ご相談いただけます。まずは歯根や残存歯質、感染範囲などを確認させてください。ただし診査・診断の結果、保存が難しいと判断する場合もあります。
これは「保証」ですか?
治療サポート制度は「保証」ではありません。補綴物に対する医院独自のサポート制度で、メンテナンス状況や噛み合わせ、生活習慣などにより対象外となる場合があります。
治療後もメンテナンスは必要ですか?
はい。治療した歯を長く使っていただくために、定期的なメンテナンスで経過を確認することをおすすめしています。
(掲載画像を挿入)
私たちは、神経を治療しているのではありません。その歯を10年後も使えるように、診断し、設計し、再建しています。
根管治療は、終わると外から見えなくなる部分です。しかし、その見えない部分が、その後の土台や被せ物を支えています。
当院では、残っている歯質、歯根の状態、被せ物、噛み合わせまで確認し、その歯を口腔全体の中で残す意味を考えます。すべての歯を残せるわけではありません。それでも、診断をせずに諦めるのではなく、残せる可能性とリスクをできる限り分かりやすくお伝えします。
北上しらゆりデンタルクリニック
院長 境 英二
この歯は本当に残せないのでしょうか?
治療が可能かどうかは、歯根や残存歯質、感染範囲などによって異なります。まずは診断から始めましょう。診査・診断のうえで、精密根管治療・保険診療・外科的治療・抜歯を含む選択肢をご説明します。
