歯の基礎知識
歯の種類
大人の歯(永久歯)
子供の歯(乳歯)
歯の名前を覚えよう
私たちの歯には、切歯、犬歯、臼歯という3種類の歯があります。切歯とは前歯のこと。食べ物を噛み切るのに適しています。犬歯は、糸切り歯とも呼ばれている、先が細くとがった歯です。臼歯は、奥歯のこと。「うす」のような形をしており、力も強く、食べ物を細かくすりつぶす働きをしてくれます。
乳歯は20本、永久歯は32本
入試は3歳ごろまでに20本が生えそろいます。6歳ごろから12歳ごろまでの口の中は、乳歯から永久歯へとダイナミックに変化していきます。12歳ごろには乳歯はほとんどなくなり、24本の永久歯が生えそろってくるでしょう。
POINT
治療計画を見るときに番号で割りふられています。
わからないときはこのページを見てください。
歯の構造
1.エナメル質:歯の第1層。いろいろな刺激から守ってくれます。
2.象牙質 :歯の第2層。細い管で神経とつながって危険信号を出してくれます。
3.歯髄 :血管や神経がなくなると、歯の栄養源はなくなります。
4.セメント質:骨の中に隠れている組織。骨とくっつくのを助けています。
5.歯根膜 :噛んだ感覚を伝える組織。ここに炎症が起こると噛んだとき痛みます。
6.歯肉 :歯茎。 歯周病菌の最初の犠牲者。
7.歯槽骨 :歯を支える骨。 歯周病が進むとここが溶けて、歯を 支えられなくなります。
POINT
虫歯の進行や治療法、歯周病の進行度など伝えるときに使用します。覚えておきましょう。