インプラントってどれくらいもつの?

HolasAmigos!!
岩手県北上市の歯医者、北上しらゆりデンタルクリニック院長の境です。
今回は「インプラントの寿命と長持ちさせる秘訣」についてお話します。
インプラントに興味がある方、治療を受けた方も、ぜひ最後までお読みください!

インプラントってどれくらいもつの?

結論から言うと、正しいメンテナンスを行えば20年以上使えると言われています。
実際に当院で使用しているインプラント体は、20年で90%以上の生存率を記録している実績があるものです。
また、論文や学会報告でも10年で約95%、15年で90%前後の生存率が出ており、非常に信頼性の高い治療法といえるでしょう。

インプラントの寿命が縮む原因は?

以下のような要因があると、せっかくのインプラントも寿命が縮んでしまう恐れがあります。

  • 歯ぎしり・食いしばり:インプラントに過度な負担がかかる
  • 不十分な歯磨き:インプラント周囲炎(天然歯でいう歯周病)を引き起こす
  • 喫煙習慣:血流が悪くなり、骨との結合を妨げる
  • 定期メンテナンスを受けない:早期の異常に気づけない

これらは“見えないところ”で少しずつダメージが蓄積していくので、自覚症状が出る頃には手遅れになるケースも……。

長持ちさせる5つの秘訣!

1.正しいセルフケア

インプラントはむしろ天然歯以上に繊細!
歯ブラシ、フロス、歯間ブラシなどを正しく使って、清潔な状態を毎日キープしましょう。

2.プロによる定期メンテナンス

3ヶ月〜半年ごとに、インプラント専用の器具でクリーニングを行いましょう。
目に見えない歯垢や初期の炎症を発見・処置できるのがプロの強みです。

3.噛み合わせのチェック

特にインプラントは「強く当たっている」状態が続くと、被せ物やネジにダメージが出ます。
当院では咬合調整やナイトガードのご提案も可能です。

4.禁煙

これは非常に大切なポイント。
タバコを吸っている方は、インプラントの失敗率が明確に高いというデータもあります。

5.治療を受けた医院で継続管理

引っ越しや事情がある場合を除いて、できる限り同じ医院で継続的に見てもらうのがベスト。
治療履歴や使用パーツが共有されているため、トラブル時の対応もスムーズです。

まとめ:インプラントは“育てる歯”!

インプラントは「入れたら終わり」ではなく、「育てる」意識をもって大切に扱うことで、一生モノのパートナーになります。
インプラントの寿命を左右するのは、実は“あなたの意識”かもしれません。
わからないことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。

北上しらゆりデンタルクリニックでは、長く快適に使えるインプラント治療を全力でサポートしています!