インプラント治療について
こんな症状でお悩みの方に
- 事故や歯周病で歯を失った
- 入れ歯にしたくない
- 入れ歯が合わない
- 歯が気になり、食事が美味しくない
- 口臭が気になる
- 固いものが噛めない
- 入れ歯で発音が悪くなった
- 見た目をきれいにしたい
- 思いきり笑えない
- 健康な歯はできるだけ残したい
インプラント治療で解決できます!
興味がありましたら詳しくご説明いたしますのでご予約ください。
インプラント治療とは
インプラントとは、歯を再生するための人工歯根のことです。
インプラント治療は、失ってしまった歯の部分に人工歯根を植え込み、「歯の土台」を作り上げることで、「噛む力」「健康な歯への影響」などの問題点を解決し、極めて自然歯に近い、歯を作り上げることが出来ます。
固定性であるためガタついたりせず、噛む力も天然歯の約90%回復することができます。また、ブリッジのように隣接する歯を削る必要がないので、誰にも気付かれないほど見た目も自然に美しく仕上がります。
人口歯根であるインプラントを埋め込んだ後、骨とインプラントが結合し、歯のかぶせものをつけられるようになるまでに、3〜6ヶ月の期間が必要です。
当医院で使用している、ストローマンインプラントの場合、この期間インプラントの歯を歯茎の外に出した状態ですので、インプラントの頭を出すための2回目の手術をする必要がありません。
健康な歯を削ってブリッジを入れることに抵抗を感じる方や、入れ歯に抵抗のある方におすすめの治療法です。1本だけ歯を失った場合でも、全ての歯がない場合でも、一定の条件をクリアすればインプラント治療を受けることができます。
インプラントの構造
①上部構造(人工の歯)
おもにセラミック素材のものを使用し、ほぼ自分の歯と同じぐらい自然に仕上げることができます。
②アバットメント
インプラントと上部構造を接続するパーツになります。噛み合わせの状態によって、角度を微調整します。
③インプラント(人工歯根)
顎の骨に直接埋め込みます。術後はインプラントと骨が強力に結合しますので、とれる心配はありません。
インプラント治療へのこだわり
コンピュータ・ガイドシステム
北上しらゆりデンタルクリニックでは、コンピュータ・ガイドシステムを用いて、インプラント治療を行っております。
精度が非常に高く、計画通りの位置に埋入できるため、安心して治療を受けることが出来ます。
滅菌された環境
厳重に滅菌された器具・空間での手術になりますので、術中感染が起こる可能性を限りなく少なくしています。
インプラント治療が選ばれる3つの理由
1.歯を残すため
直接顎に力を伝えるため、隣の歯にダメージを与えません。
歯は9〜10本くらい抜けると、残りの歯が急激に抜けていきます。ブリッジや入れ歯は、その抜ける早さを緩やかにするが止めることはできません。
2.違和感がない
顎の骨に直接固定されるため、自分の歯と同様の安定感を持ち、違和感が少ないのが特徴です。固定式なので、噛める力が強く、入れ歯のようにズレたり外れたりする心配がありません。
3.審美的理由
天然の歯に近い形や色を再現できるため(上部構造の素材による)、審美的に非常に優れています。
人工歯冠は周囲の歯と調和するようにデザインされるため、他の歯と見分けがつきにくく、自然な見た目を実現します。
インプラント治療のメリット・デメリット
インプラント治療のメリット
- 安定した噛み合わせを比較的長く保つことができる
- 審美性が高いので、自分の歯に近い見た目に仕上げることができる
- 噛み合わせの力が強いので、硬いものを食べたり、力強く歯をくいしばることができる
- 自然の歯に近い機能が期待できるので、装着後の違和感や外れてしまう心配がない
- 歯を失った箇所は顎の骨が自然に減ることがあるが、インプラントは直接顎の骨に埋め込むので咀嚼の刺激が顎の骨に伝わり、衰退を防止することができる
- 定期的にメンテナンスを行うことで、長持ちさせることができる
インプラント治療のデメリット
- 個人差はあるが、ブリッジに比べると治療時間が長くなる
- 手術になるので、状態により適応とならないケースもある
- 家庭での適切なブラッシングや医院での定期メンテナンスが必要になる(天然歯と同様に3ヶ月に1回)
- 比較的費用がかかる
他の治療との比較
歯を失った場合の治療法には、主なもので、「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」の3つの治療法があります。これらは、歯を失った場所や、本数などによっても治療ができない場合があります。この3つの治療法について比較してみましょう。
歯を失った場合の治療比較
インプラント治療 | 他の治療法 | |
歯を一本 失った場合 | 健康な歯は全く削ることなく、 見た目にもきれいです | ブリッジ 周りの健康な歯を削って ブリッジにします |
歯を数本 失った場合 | 針金やバネは使用せず 審美的にも優れています | 入れ歯 入れ歯を固定するための 針金が見た目にも不快です |
歯を全部 失った場合 | インプラントの上に しっかり固定されるので ズレや痛みがありません | 入れ歯 入れ歯がずれたり、 食べ物が入り痛かったりします |
歯がなくなった場合
入れ歯
部分入れ歯を固定するために健康な歯に針金を引っ掛けます。見た目には審美性が悪く、引っ掛けている歯にも負担がかかり、歯を弱らせる原因となります。
ブリッジ
抜いた歯の周りの健康な歯を削って、被せ物を装着します。噛む力がかかった時には周囲の歯に係る負担が大きく、歯を弱らせる原因となります。
インプラント
インプラントの場合、インプラントがずれたり、食べものが内側に入って痛くなることがありません。満足する噛み心地が得られるでしょう。
咬合力の違い
ブリッジや入れ歯では、歯の本来持つ機能であるご飯を食べる時の「噛みごたえ」や「上手く噛むこと」は望みにくい状態になります。
インプラント治療はこれらの状態を人工の歯と根をつくることにより、根本的な改善が可能となった治療手法です。
生存率の違い
人工の歯の6年後の生存率
隣の歯の10年後の生存率
※日本補綴歯科学会より
※インプラント以外は隣の歯が残るかどうかの割合
各治療のメリット・デメリット
入れ歯のメリット
・適応力が高い
入れ歯のデメリット
・噛む力が弱まる
・食べづらい
・食事がおいしく感じなくなる
・口臭が気になる
・しゃべりづらい
ブリッジのメリット
・噛む時の違和感が少ない
ブリッジのデメリット
・健康な歯を削らなくてはならない
・歯への負担が大きい
・歯の寿命を縮める可能性がある
・食べカスが溜まりやすい
・歯磨きが難しくなりむし歯になりやすい
インプラントのメリット
・違和感が少ない
・噛む力が自然歯とほとんど変わらない
・他の歯に負担をかけない
・外見的に美しい
・食事を美味しく食べられる
インプラントのデメリット
・手術が必要
・治療に6ヶ月以上かかる
・抜歯程度の痛みがある
メリット | デメリット | |
入れ歯 | 適応力が高い | 噛む力が弱まる 食べづらい 食事がおいしく感じなくなる 口臭が気になる しゃべりづらい |
ブリッジ | 噛む時の違和感が少ない | 健康な歯を削らなくてはならない 歯への負担が大きい 歯の寿命を縮める可能性がある 食べカスが溜まりやすい 歯磨きが難しくなりむし歯になりやすい |
インプラント | 違和感が少ない 噛む力が自然歯とほとんど変わらない 他の歯に負担をかけない 外見的に美しい 食事を美味しく食べられる | 手術が必要 治療に6ヶ月以上かかる 抜歯程度の痛みがある |
歯がない状態を放置すると?
安定している状態
歯は顎の骨にしっかり固定されているわけではありません。上下28本(親知らずを入れると32本)が、1本1本微妙に動きながら全体としては規則正しく並び、弓状の歯列(アーチ)を作って、お互いが支え合いながら安定を保っています。
歯を1本失うと
1本でも歯を失うとその安定が壊れてきます。
両隣の歯は抜けた歯の方へ傾いてきます。
かみ合う相手の歯は支えを失って、上の歯は下へ、下の歯は上に伸びてきます。
歯を1本失うと
歯が動きだすと、他の歯も影響を受けてどんどん動き出し、かみ合わせのバランスが崩れてきます。
私たちは、かみ合わせのバランスを修正するように歯や口を動かすので、顎や周囲の筋肉に無理な負担をかけます。その結果、顎関節症や姿勢のゆがみから不調を訴える例も出てきます。また、歯並びが悪くなっているので、歯磨きなどのホームケアがしにくく、口の中はむし歯や歯周病が発症しやすい環境になります。
どんどん歯がなくなっていく負のスパイラル!
美味しく食事ができる幸せ
インプラント治療のイメージは「手術が必要で凄く痛そう」だったり、「自費治療で費用がかかる」と様々なものがあると思います。確かに費用も高く、期間も長い治療となりますが、それでもインプラント治療を過去に受けた方の殆どが次に歯を失った際には殆どの方がインプラントを選択しているのです。
それには美味しく自分の歯のように食事ができ、良く噛む事ができるからです。
実際に当院でもスタッフの親族の方にインプラント治療を受けて頂いていますし、とても治療に満足して頂いております。身内の治療にもインプラント治療を選択し喜んで頂いているからこそ、自信を持ってインプラント治療が美味しく食事をする事ができ、満足度の高い治療だと考えております。
多数の症例をこなしている事の経験値や常に最新の技術の研鑽に努め向上心を失わない事こそ、北上しらゆりデンタルクリニックのインプラント治療の強みです。
以前勤務していた歯科医院でインプラント治療を受けて頂いた多くの方から、食事が美味しい、自分の歯のように自然だと行って頂いております。インプラント治療には様々な不安があると思います。その気持ちに応える事ができるように当院ではカウンセリングを行っておりますので、お気軽にご相談ください。
インプラントの治療スケジュール
手術前
顎の型取り・歯石除去・レントゲン写真・口腔内写真・CTを撮ります。
手術当日(一次手術)
口腔内クリーニング、インプラント体の埋入
1〜3時間くらいですが、埋入する本数によって、前後することがあります。
手術後(7〜10日)
消毒
傷口の治り具合によって消毒に来ていただく回数が異なることがあります。
抜歯
傷口の状態により、経過観察期間になります。
経過観察期間(1ヵ月に1回)
術後、歯が入るまで、上顎で4〜6ヵ月、下顎で3〜5ヶ月お時間がかかります。
一次手術から 3〜6ヵ月(2次手術)
インプラント体に土台になるネジを取り付けます。
2時手術から10日後
上部構造(セラミックなどの被せ物)の型取りをします。
型取り後、1〜2週間(上部構造装着)
セラミックなどの歯が入ります。
1〜2週間お使いいただきながら、噛み合わせを調整します。
メンテナンス期間、定期検診
お手入れの仕方をご案内し、3〜4ヶ月に1度、口腔内チェック・クリーニングいたします。
オペ後の経過は、個人差があります。ご了承ください。
インプラント治療の流れ
STEP1 – 診察と治療計画
インプラント治療に必要な検査を行い、インプラント治療が可能かどうかを診断してもらいます。その後の治療計画を立てます。
STEP2 – フィクスチャー埋入の手術
歯の根に相当するインプラントの部品(=フィクスチャー)を顎の骨に理入する手術を行います。局所麻酔を用いて行いますので安心して手術を受けることが出来ます。
STEP3 – 治癒期間
この後、骨とインプラントがしっかり結合されるまでの治癒期間を設けます。(3~6ヶ月)
※治癒期間は骨の質などにより個人差があります。
※この間、必要に応じて仮の歯を入れることもあります。
STEP4 – アバットメントの連結
人工の歯の支台となるインプラントの部品(=アバットメント)をフィクスチャーに連結します。※この時、簡単な手術を行う場合もあります。
STEP5 – 人工歯の装着
インプラントを含めたお口の中全体の印象採取(=型をとること)を行います。その型従い人工の歯を作製します。その後アバットメントの上に人工歯を装着して完成です。
STEP6 – メンテナンス
インプラントを長持ちさせるためには、治療が終わってからの適切なホームケアと定期的な検診が不可欠です。私共の指導のもと正しい歯磨きを心がけて下さい。
また、3ヶ月に1回、定期健診を受けインプラントの状態を診てもらうようにして下さい。
インプラント治療後のメンテナンス
インプラントは装着して終わりではありません。虫歯にはなりませんが、ケアを怠ると歯周病によく似た「インプラント周囲炎」になり、せっかく入れたインプラントも抜け落ちてしまいかねません。
当医院では、末長くインプラントをご使用していただけるようにメンテナンスプログラム(定期検診)をご用意しております。
インプラントの病気 インプラント周囲炎とは?
インプラント周囲炎は歯周病とよく似た病気です。進行すると、インプラント周囲から骨がなくなり、最後にはインプランtが抜け落ちてしまいます。その原因は、歯周病と同じく歯垢(プラーク)に潜む細菌です。
- 感染しやすく、進行の速さは歯周病の10〜20倍
- 進行しても見た目の炎症が弱く、天然歯のようにグラグラしない
- 痛みも感じず、自覚症状に乏しい
Q.インプラント周囲炎にならないためには、どうすればいいの?
A.ご家庭での丁寧な歯磨き、そして定期検診が重要です。
定期検診で行うこと
1
問診(痛み、違和感がないかなどの確認)
2
噛み合わせ・歯肉の状態をチェック
3
歯磨きのチェックや歯磨き指導
4
プラークが溜まっていれば歯のクリーニング
インプラントの寿命は、患者さんそれぞれのお口の衛生状態によって大きく変化します。治療について詳しくお知りになりたい方は、お気軽にご相談ください。
価格
オペ料金 | 1回 | 50,000円 |
人工歯根(オステム) | 1本 | 150,000円 |
アバットメント(チタン・ジルコニア) | 1本 | 80,000円 |
プロビジョナル | 1本 | 14,000円 |
上部構造(クラウンタイプ) | 1本 | 120,000円 |
骨造成(GBR法) | 1部位 | 50,000円 |
小計 | 464,000円 | |
(消費税) | (46,400円) | |
合計 | 510,400円 |
※上記は最低料金です。症例や患者様の要望により金額は前後します。診査診断の上で見積もりをおだしします。お気軽にお問い合わせください。
インプラントドクター
担当歯科医師
院長 境 英二
前院で院長として数多くのインプラント症例を経験しております。安心してインプラント治療についてお聞きください。
・口腔インプラント学会 会員
・嵌植義歯研究所 会員
・口腔インプラント学会認定講習会(100時間セミナー)2021年 履修
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インプラント治療のよくある質問
誰にでも治療は受けられますか?
年齢的に顎の骨が完成する20歳前後から、健康な方であれば基本的に誰でも治療を受けることが出来ます。ただし、全身疾患、妊娠中の方などはインプラント治療を受けられない場合がありますのでご相談下さい。
治療費用はどのくらいかかりますか?
現在は保険治療の適用になっていません。理入するインプラントの本数など、治療の内容により異なりますので詳しくはご相談下さい。
治療期間はどのくらいかかるのですか?
インプラントを理入した部位や個人によって差がありますが、4ヶ月から7ヶ月程度の治療期間が必要となります。
手術の際に入院が必要ですか?
基本的には入院の必要はありません。ただし、特殊な症例の場合や、全身疾患を有する患者様の場合には入院して手術を行うこともあります。
痛みや腫れはどの程度?
局所麻酔をおこないますので手術自体は痛みは殆どありません。ただ麻酔の注射自体の痛みは多少あります。また、術後は多少の痛みや腫れることもありますが、通常は2〜3日で元に戻りますのでご安心ください。
インプラントを適用できない場合はありますか?
あごの骨の量が足りない、骨の成長が終わっていない年齢である、チタンに対する金属アレルギーがある、アルコール依存症である、などの方はインプラント治療に適しません。
また、インプラントは術後の定期検診・メインテナンスがとても大切ですので、定期検診に来る事のできない方も適しません。詳しくはお問い合せください。
治療期間はどの位ですか?
最初に、インプラント(人工歯根)が骨と結合するのに、通常下顎で2〜4ヶ月、上顎ですと4〜8ヶ月かかります。この後に上部構造を固定するのに3週間ほど必要です。
また、インプラント治療は他の矯正治療や歯周病治療と併せて行われることが多く、全体を通して半年〜1年以上かかることになります。その後も最低半年に一度は定期的なメインテナンスが必要です。
術後は仕事を休まなければいけませんか?
殆どの場合、休む必要はないと思われます。もちろん入院の必要もありません。お仕事をされている方でも支障なくインプラント治療を受けていただけます。ただし手術当日の激しい運動や飲酒、長時間の入浴は避けてください。
インプラントとブリッジはどう違うのですか?
大きな違いは、インプラントであれば両隣の歯を削る必要がないという点です。
ブリッジの場合は必ず両隣の健康な歯を削る必要があります。
インプラントはどのくらいもちますか?
患者様のお口の中の衛生管理に大きく関係してきますので、お口の衛生状態が悪いと寿命が短くなる場合もあります。
世界で始めてのインプラント手術から40年以上が経ちますが、その時のインプラントは今でも何の支障もなく機能を果たしているそうです。現在のインプラントは一般に50年、60年は持つと言われていますが、あくまでも半年に1回以上のメインテナンスをきちんと行った上での話です。インプラントを大事に保たせるには何よりも定期的なメインテナンスが最重要であることをご理解ください。
インプラント治療のリスクについて
インプラント治療を行った場合、ごく稀に下記のようなトラブルのリスクがあります。
- 手術中や術後に細菌が侵入し、感染が起こるリスクがあります。
- インプラントが神経に近い位置に埋入されると、知覚や運動機能に影響を与える可能性があります。
- あごの骨が十分でない場合、インプラントが安定しにくく、治療がうまくいかないことがあります。
- 歯周病と似た症状で、インプラント周囲の組織が炎症を起こし、インプラントが脱落する恐れがあります。
- 上顎にインプラントを入れる際に、上顎洞を傷つける可能性があります。
- インプラントの位置やかみ合わせの調整が必要な場合、治療後に違和感や痛みが残ることがあります。
- 手術後、腫れや出血が一時的に続くことがあります。
- インプラント材料(チタンなど)に対してアレルギー反応が起こる可能性があります。
- 麻酔や手術そのものに伴うリスク(合併症や全身状態の悪化など)があります。