歯周病について
歯周病とは
歯周炎
歯周病とは、歯周組織(歯の周りの組織)、特に骨の吸収を起こす病気のことです。
歯槽骨(歯の周りの骨)は、歯を支えているので、溶けてなくなってしまうと、歯を支えられなくなり、抜歯が必要になります。
普段は慢性炎症と言って、「痛み」や「腫れ」などは感じにくく、自覚症状がないのも大きな特徴です。
なので、歯周検査などで自分の状態を確認しましょう。
免疫力が下がると慢性炎症→急性炎症に変わります。 そうすると「痛み」や「腫れ」が 出てきて自覚するようになりますが、体調が戻ると再度痛みがなくなります。
しかし炎症はなくなっていないので歯医者さんに行きましょう。
歯周炎
歯周病の全身への影響
歯周病は全身に影響します
POINT
歯周病をほかっておくと、こんな病気になってしまいます!
歯周病治療の流れ
歯周病治療は流れに沿って治療していきます。
歯周基本治療(すべての人にやってもらうところ)
歯周検査① – 歯周検査にて状態を確認
SC – 歯肉より上の歯石を取る
歯周検査② – 歯周検査にて治っているか確認
SRP – 治っていない所の歯肉より下の歯石を取る(麻酔あり)
歯周検査③ – 最終確認
歯周外科
歯周基本治療で治らなかったところは、外科処置で直していきます。
原因や病状によって必要な治療は変わります。
(メンテナンスに移行してから歯周外科を行う場合、自費診療になる場合があります)
メンテナンス
基本的に3 ヶ月に1 回来てもらって状態を保ちます。
歯肉炎の人 → 歯周病重症予防処置(P重防)
歯周炎の人 → 歯周病安定期治療(SPT)
※6 ヶ月以上来院がないと歯周基本治療からやり直しになります