Holas Amigos !!
今日も元気に革命してます!
北上しらゆりデンタルクリニック院長の境です!!
皆さんは口を開けたとき、ガクッと耳の横あたりが痛くなったりしたことありませんか?
そんな人はもしかしたら顎関節症なのかもしれません。
では、早速解説していきましょう。
顎関節症とは?
顎関節症とは
「顎の関節とその顎に関連する筋肉(咀嚼筋)の病気」
になります。
関節だけではなく、その周りの筋肉が痛くなることも特徴です。
顎関節とは
顎関節とは、耳の少し前あたりにある頭蓋骨と下顎のつなぎ目のことを言います。
上顎は頭蓋骨にくっついていて動かすことはできないようになってます。
下顎は独立した骨になっていて、筋肉でぶら下がっているような形でくっついている状態です。
なので、下顎はいろんな方向に動かせますよね?
固定されている上顎と自由に動く下顎をつなげているのが顎関節と呼ばれるものになります。
その間に挟まれている軟骨を関節円板といいます。
この関節円板の動きが妨げられるとガクッと音が鳴ります。
皆さんになじみのある症状ですね。
では分類について説明していきましょう。
顎関節症の分類
顎関節症の分類は以下のようになっています。
- Ⅰ型:咀嚼筋疼痛型
- Ⅱ型:顎関節痛障害
- Ⅲ型:顎関節円盤障害
- a:復位性
- b:非復位性
- Ⅳ型:変形性顎関節症
- Ⅴ型:その他
わかりにくいので簡単にかくと
- Ⅰ型:筋肉痛
- Ⅱ型:顎痛い
- Ⅲ型:
- a:顎ガクガクする
- b:顎が閉じれない、もしくは開かない
- Ⅳ型:顎の形が変形している
- Ⅴ型:それ以外の症状
ですね。
かなりざっくりしているのであくまで目安です。
顎関節症の原因
原因は様々ですが、
基本的には生活習慣です。
歯ぎしりや食いしばり、頬杖や片方でものをかんでしまったりなど
もちろん、生まれつき関節の形が違う方もいらっしゃいますが
基本的には癖、です。
顎関節症の治療
Ⅰ型、Ⅱ型
Ⅰ型、Ⅱ型に関しては歯接触癖や歯ぎしりなどの改善、生活習慣の見直しです。
または、マッサージやストレッチなど
筋肉にアプローチすることが多いです。
痛みは急性症状ですので痛み止めで対象療法しつつ、
根本は悪習癖の改善です。
Ⅲ型
Ⅲ型は関節円板に負担がかかっているのでそれを軽減してあげるために「スプリント治療」を行います。
マウスピースのようなものです。
目的は関節円板の安静です。
スプリントを入れると下顎が下がります。
そうすると関節円板のあるスペースが広くなり安静にできるのです。
痛みや症状がなくなれば使用を中止して、生活習慣の改善を行います。
Ⅳ型
基本的に変形しているので経過観察をしますが、必要があれば外科処置を行います。
今日はここまでにします。
顎関節症に効くマッサージ等も今後皆さんに紹介できればと思います。
では、また
Adios!!
【日本に歯医者革命を!!】
境でした!
【歯医者革命】では、
質問をどしどし募集
しております。
この治療はどんな治療だったり、
こういうときはどうしたらいいのだったり
歯医者さんにおける疑問点を教えてください!!
質問項目の多かったものをブログにて回答していければと思っています!
ぜひ、あなたの歯の人生に役立ててみてください!