こんにちは!
今日も元気に革命してます!
北上しらゆりデンタルクリニック院長の境です!!
先日の続き、虫歯の治療方法をご紹介いたします!
本日はC0,C1の治療方法について説明します!
C0,C1って?
って思ったかたは過去記事をご覧下さい。
↓↓↓
【まずは、なんてったって虫歯のはなし】
CO,C1の治療方法
さて、COとC1の治療ですが、結論からいいますと
治療の必要はありません!!!
なんと、まぁ、題から否定の結論ですが、理由をお教えしましょう。
- C0に関しては実質欠損がないため、治すところがない
- C1に関しては実質欠損がエナメル質に限局しているため、再石灰化を期待できる
の2点になります!!
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むずかしい???
はい、簡単にいうと、
COは被害がないし、C1は自己回復力で治るから
放置してOK
ということです!
ここで出てきためちゃくちゃ重要なワードが
再石灰化
今後もこの再石灰化はとても重要になってくるのでしっかり覚えておいてほしいと思います。
再石灰化とは?
さて、虫歯の話をするうえで大事な大事な再石灰化
簡単にいうと
歯の自己再生
お口のなかにあるカルシウムを集めて歯にくっつけてしまうんです!
歯の表面はエナメル質とよばれるもので出来ています。
これが色々な刺激から歯を守っていますが、
主成分が
ハイドロキシアパタイト
と呼ばれる結晶で出来ています。
なんと、配合率は99%!!
エナメル質=ハイドロキシアパタイトといっても過言ではありません、
そのハイドロキシアパタイトの成分である、
カルシウム
リン酸
を歯にくっけてしまうんです!
そうすると、あら、不思議
溶けてなくなっていた部分が元通りになっているんです!
これは常にお口のなかで起きている現象なので、
しっかりこの【再石灰化】にあやかりましょう!
治るのにどれくらいかかるの?
この再石灰化も万能とはいきません。
再石灰化が働くのはエナメル質まで、
その先の象牙質までいくと残念ながら治りません
それも、ご飯をたべて歯をみがくまで中断されてしまうので時間もかかります。
きっちり歯磨きをして再石灰化を働かせるのに
約6ヶ月間必要
と言われています。
結構大変です。
やっぱり歯磨き大事!!
大きくなると歯を削っていく必要があります!!
ということで
次回はC2=象牙質に達した虫歯の治し方についてご説明します!
では、今回はここまで!!
【日本に歯医者革命を!!】
境でした~~!!